FXの注文方法ってたくさんあるよね?
そうだね、大まかに答えると7種類ほどあるよ♪
そんなにあるんだ!注文方法を勉強したいけど何から学べばいいんだ。。。
そんなに気負わなくていいよ!1つずつ理解していけばいいんだから☆
では、今回は基本の中の1つ、成行注文について説明するね!
FXの注文方法は何種類かありますが、成行注文(Market Order)はFXトレードにおいて最も基本的で直感的な注文の一つです。
ここでは成行注文の基本や特徴、使い方を初心者の人にもわかりやすく説明しますね!
目次
成行注文の基本
成行注文は、トレーダーが市場価格ですぐに取引を行う時に用いる注文です。
指定した価格ではなくて、現在の市場価格で取引が実行されます。
なので、買う時も売る時もボタンひとつでその価格で瞬時に取引されるってことですね♪
音葉通りの様に、価格の成行に任せた注文がされます。
図で示すとこんな感じ。
成行注文の特徴
とてもシンプルですが、成行注文の特徴について説明していきますね٩( ‘ω’ )و
成行注文の特徴1.実行の速さ
成行注文の最大の武器は、すぐに取引が実行されること。
トレーダーが注文を出してから可能な限り早く市場で約定、実行されます。
それにより市場が動いている中、チャンス!ここで取引をしたいといった場合、ほぼ即座に取引が成立するんですね。
成行注文の特徴2.価格確約なし
成行注文を使用すると、自分が思っていた価格で注文が実行されないことがあります。
それは、市場価格が常に動いているのと経済状況に影響されて、急激な価格変動が起こったりするので、約定された価格との差が生じます。
要は市場状況によって、注文が実行された際の価格が注文時の予想と異なることがあるってことです。
そんなことあるのか!Σ੧(❛□❛✿)
と思いたくなるんですが、実際にあるのでそこは仕方ないと割り切りましょう(>_<)
またその他にも要因はありますが、後ほど説明しますね。
そのため成行注文のボタンを押した時の価格は、確約はされないことを理解しておきましょう。
成行注文の使い方はどうする?
それでは、成行注文の基本的なことはわかったと思うので、使い方について例をあげます!
例えば、トレーダーが通貨ペアを買いたい場合、成行注文を使って即座に市場価格で買いポジションを取ることができます。
新規注文が約定したときの状態をポジションを建てるまたはポジションを持つと言い、決済したときのようなポジションを持たない状態をスクエアすると言います。
岡安盛男のFXトレード極では勝てないのか?実践済みのレビュー
逆に売りたい場合も同様に成行注文を使って即座に市場価格で売りポジションを取ることができます。
成行注文の実際の注文の出し方
各証券会社には実際にFXトレードするシステム画面があります。
それをプラットフォームと言い、取引プラットフォームであったり、トレーディングプラットフォーム、取引ツールなど色々な呼ばれ方をします。
上記のような画面がプラットフォームです。
※使用するプラットフォーによって表現が違う場合があります。
そのプラットフォーム上で注文画面に進み、注文タイプを「成行」または「即時」に選択します。
その後、lot数量(いくつの通貨を取引するか)を入力し、注文ボタンを押して実行させます。
逆に、決済の場合は「決済」や「即時決済」のボタンを押すことで実行されますよ。
成行注文の注意点
成行注文は市場の価格ですぐに取引を実行するため、市場価格の流動性が低くてスプレッドが広い場面では、注文時の価格と実際に取引が成立する価格に差が大きく生じることがあります。
ちなみに、FXの「スプレッド」とはFX取引をする際の買値と売値の差(お取引にかかるコスト)のことです。
スプレッドが狭いほうが低コストでトレードする側へ有利になります。
成行注文はトレードのFX初心者にとって理解しやすく、市場に参加して即座にポジションを取るためのFXでは基本的な手法です。
ただ、これまで案内してきたように市場の流動性やスプレッドの広がりに注意して利用することが重要ですよ。
【まとめ】成行注文はFXの基本で取り組みやすい方法だけど注意が必要
- 市場価格ですぐに取引を行うことができる
- 市場状況によって、注文が実行された際の価格が注文時の予想と異なることがある
- スプレッド(取引にかかるコスト)が広い場面では、注文時の価格と実際に取引が成立する価格に差が大きく生じることがある
成行注文についていかがでしたでしょうか?
チャートを見ながらここの価格だー!ってとこで売買ができるってとても簡単ですね!
ただ、まとめにもありますがスプレッドや市場の状況によって、実行される価格に差が生じることは気をつけたいところです。
そして、FXで利益を出すには勉強は不可欠。
注文方法はまだあるので、ゆっくりでも着実に理解していきましょうね☆